ヴァルキリープロファイルは3作品あります。一作目はPS、二作目はPS2、三作目はDS
前回VP1のキャラクターがコラボに来るなら~と記事を書いたのですが、今回は咎を背負う者の中でコラボキャラクターが来たのなら~という定で書いてみました
咎を背負う者
咎を背負う者はDSでありながら歴代史上一番暗い話しになっています。
これがDSではなく、PS2や3で発売していたら15禁で発売されていそうな程、陰鬱なストーリーでした。
対象年齢が12歳からとなっているのですが、12歳の色々考える時期、そして厨二病になるかならないか大事な時期に咎をやると半数の人は厨二病にかかってしまっていたはずです
ストーリー
主人公のウィルフレドの父・セオドールは家族の為に戦争に行き、家族を養っていた。
しかし戦いにて、戦死し戦乙女ヴァルキリーにエインフェリアに選定される。
※エインフェリア:通常人間は死ぬと輪廻転生をするが、力のあるものは転生ではなくヴァルキリーと共に戦う道を選べる。
この世界ではエインフェリアに選定される=名誉である事とされているが、セオドールがエインフェリアに選定された=ウィルフレドの家族の収入はなくなる事を意味する
ウィルフレドの家族に残されたものは女神の羽根だけだった
(戦乙女に選定されると亡骸の横に羽根がおちている)
ウィルフレドの家族はセオドールが死んでしまった事で困窮を極めに陥り妹・エルシーは衰弱死し、そのショックのために母は精神崩壊を起こしてしまい家庭は完全崩壊した。
いつしかウィルフレドは父が戦乙女に選定されなければこんな事にならなかった…父は戦乙女に殺された。と思考がすり替わり戦乙女ヴァルキリーの事を死神と恨み、復讐の為に生きる。
「戦死者が多く出る戦争ならば戦乙女に遭遇する確率もあがるだろう。
また自らがエインフェリアに選定されれば戦乙女を討てるかもしれない。」
そんな思いを持ちつつ幼馴染アンセルと共にウィルフレドは傭兵になるが、突如魔物の襲来にあってしまい、アンセルを庇いウィルフレドは負傷してしまう。
ここで終わるのか…?
死にゆく最中、せめて自分の意志が消えるまで戦乙女を呪い続けてやる。
ウィルフレドは薄れゆく意識の中戦乙女を呪い続けていると…
生きて復讐がしたいか?
脳に誰かが語りかけてくる
声の主は冥界の王ヘル
ヘルはウィルフレドの執念と憎しみの念を察知し、面白がって契約を持ちかける
どの様な犠牲を払ってでも戦乙女に復讐をするのであればそなたに力を授けよう
このまま死ぬか、犠牲を払ってでも生きながらえて復讐をするか?迫られたウィルフレドはヘルの契約を承諾する。
ウィルフレドは契約により特殊な力を与えられた
その代償は仲間の命であり、仲間の犠牲に力を使う時、女神の羽は徐々に黒く染まっていく。
女神の羽の全てが黒く染まりきれば咎人の剣となり、戦乙女を殺す事の出来る剣になる。
というものだった。
ウィルフレドはその羽を使い戦乙女を倒す為に全てを捨てて旅に出る
ウィルフレド
戦闘中に女神の羽を味方に使用することで、味方の潜在能力を引き出すことが出来る。
羽を使用されたキャラクターは戦闘終了後に必ず死亡し、その際、潜在能力として発動した特殊スキルはウィルフレドに受け継がれる。その際、特殊スキルの性能は若干低下するが、羽を使えば使うほどウィルフレドは強化される一方、増長して性格が邪悪に変貌していく。
エーリス
普段は、メイドの姿をしている。姿を消しつつ、常にウィルフレドの傍に仕え、彼に様々な助言を与える。
基本的にVP咎を背負う者は、タイトルの通り咎を背負っていくゲームです
戦闘では仲間になったキャラクターに羽を使わないとゲームオーバーになってしまう様な難易度設定になっています。
女神の羽を使うとステータスが大幅に強化されその戦闘には勝利をする事が出来ますが、羽を使われたキャラクターはその戦闘終了が必ず死亡し、二度と使う事が出来ない。という制約があります。
そして羽を使った後に死亡するシーンがしっかり用意されており、それを見れば見るほど主人公ウィルフレドと女神の羽を使ってしまった自分の事が嫌いになっていくといったまさに「咎を背負う者」といったところです。
勿論開発がトライエースという事もあり、セラフィックゲートと呼ばれるクリア後のオマケダンジョンがあるのですが、信じられない程陰鬱で人の私欲に塗り固められたドロドロとした本編とは打って変わって、セラフィックゲートでの遊びゴコロには笑わずにはいられない程のコンテンツとなっております。
アーリィ登場シーンは前作、前前作をプレイしていると余計に面白く感じます。
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